流転工房

シンギュラリティをこの目に

『ドロップシッピングスタートブック』 アフィリエイトは広告紹介、ドロップシッピングは物販。


2007年12月発行で、Web業界本としては少々古いのかもしれないけど、ドロップシッピングの解説本として分かりやすい良本だった。仕組みや理論への言及も勉強になる。

アフィリエイトでは、アフィリエイターとして製品を広告し成果報酬(PPP Pay Per Performance)を得られるが、ドロップシッピングは、仮想的でもサプライヤーから仕入れを行ない、セラーとしてショップ販売する。

実際に販売価格の設定を行い、利益率をコントロールできるところがアフィリエイトとの大きな違い。


▼その他の違い

項目セラーアフィリエイター
在庫管理不要不要
発送業務不要不要
価格設定権利あり権利なし
利益率高い低い
顧客情報の取得可能(DSPにより異なる)不可能
顧客対応可能(DSPにより異なる)不可能


また、DSPドロップシッピングサービスプロバイダ)によっては、返品対応を行う場合もあり留意事項。

日本ではサプライヤーを統括するDSP(もしもドロップシッピング等)との契約がセラーの第一歩だけど、アメリカではサプライヤーとの直契約(サプライヤー検索サイトは有料)が一般的みたい。

販売力、営業力に自信があるならドロップシッピングか。

物販で在庫リスクが回避できるビジネスモデルだから、起業の手始めには最適。上表は店舗運営の基本だからその訓練にもなる。。