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シンギュラリティをこの目に

週末起業サバイバル(藤井孝一)読了、、北野武の言う「冒険」を可能にするために。


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「おれがいろんな冒険をしてるように見えるのは、映画があったり、テレビがあったり、役者があったり、逃げ場所がいっぱいあるからですよ。こっちでいじめられたら、あっちの穴に逃げちゃおうと、いつも考えてる。それが冒険に見える」


サラリーマンは比較的安定しているようで、雇い主側に足元を見られやすい職業。

「逃げ場所」を作るために読むのは、本書の著者には不本意(日本の起業家を増やすことが夢とか)かもしれないけど、とりあえず週末起業というワークスタイルを学びたい。


本書では3つの壁が語られる。

月商1円の壁、3万円の壁、50万円の壁。。1円の壁とは1銭も稼いでいない、つまり動いていない状況を指している。何もせずに勉強ばかりしているのは×で、例えばネット副業(オークション等)を始め、そこから学んでいくよう薦める。

月商3万円までは、「他人の仕組み」を使っている限り、超えるのは難しいとする。例えばオークションやアフィリエイト等。この壁を超えるには、自分の勝算を持たないと、このラインで足踏みしてしまう。

そして自分の仕組みをもち、50万円の壁に到達すると、その事業での「独立」という壁に悩まされるに至る。。


本書は、様々な事例(成功例のみなのが残念)があり、「必ず成功する」というウサン臭さではなく、「世界を広げる」という起業のメリットを楽しく教えてくれる。