流転工房

シンギュラリティをこの目に

2011-05-06から1日間の記事一覧

未来思考 10年先を読む「統計力」(神永正博)読了、、「逃げ遅れる人たち」は必読。。

統計データをもとに将来の問題点を見直しするというテーマ、、例えば「少子化問題」も出生率を上げれば解決なのかと、チャウシェスクの子供たちを例に見直している。この例では、産めよ増やせよの結果、一時的な人口オーナス(非就労人口による負荷増)で社…

「俯瞰」でわかる決算書(中村亨)読了、、投資家の視点での「読み方」を教えてくれる。。

銀行員の視点を教えてくれるのが銀行融資本なら、本書は投資家視点、つまり決算書から企業に起きたことを推測する視点を教えてくれる。決算書、財務諸表本を読むときの注意は、「読み手」のためか「作り手」のためかをしっかり把握してから手に取ることとあ…

週末起業サバイバル(藤井孝一)読了、、北野武の言う「冒険」を可能にするために。

余命1カ月でも…たけし激白「日本人は下品」問題指摘 - 芸能 - ZAKZAK 「おれがいろんな冒険をしてるように見えるのは、映画があったり、テレビがあったり、役者があったり、逃げ場所がいっぱいあるからですよ。こっちでいじめられたら、あっちの穴に逃げち…

格差の壁をぶっ壊す!(堀江貴文)読了、、格差を気にする心こそが不安と停滞の源泉と。

所得格差、世代間格差、職業格差、教育格差、情報格差、地域間格差、福祉格差、男女格差、恋愛格差、結婚格差、見た目格差。。格差を「ぶっ壊す」とする堀江本。何を壊そうとしているかは、格差そのものでなく格差を気にするコンプレックス。要は妬み。そん…

『柳井正 成功は一日で捨て去れ』 再ベンチャー化、グローバル化のユニクロ話。

2009年10月刊行。巻末年表でも2009年10月までの歴史が語られてる。減益予想や中国ビジネス、猛暑と、自然や政治で苦戦しているのはその一年後。ひとり勝ちと讃えられるユニクロ方式も今は(株価的に)冴えない。とはいえ、アパレル業界で異彩を放ち続けてい…