流転工房

シンギュラリティをこの目に

35歳からのリアル(人生戦略会議)読了、、花が花らしく咲かずしての名言。

 


仕事、家庭、生活、お金、活力、選択からなる本書。ブログ各所で散見するので読んでみた。。

28歳版は読んでないけど。


35歳という不安定かつ面白い時期とする本書は35歳に限らない悩みと不安に溢れている。。

独り身にとっては結婚解説にはついつい目がいくけれど、パートナーとは趣味よりなにより信頼できるかを尺度とせよ、無理なら離婚も選択肢と身も蓋もない。


で、お金。

家を買う、子を育てる、老後に備えるという定番三種。

中国古代の五計というものが紹介されている。曰く。

  1. 生計 健康を保持しながら生きるための計画・計算
  2. 家計 家族を持ち、維持していくための計画・計算
  3. 身計 キャリアプランニング。仕事で身を立てていくための計画・計算
  4. 老計 老後を生き抜いていくための計画・計算
  5. 死計 自分の死と、死後に残すものについての計画・計算


なるほほど五つの計に分類されるとわかりやすい。計という文字がなんか新鮮。

今をしっかり生きることと、定年後や平均寿命までの老計は自分らの世代はしっかりバランスを取る必要があると。

ま、ほどほどにしとかないと今が滅入るばかり。本書で一番の提言は活力章の疲れている場合じゃないぞの一言に集約されると思う。



花が花らしく咲かずして、昆虫が寄ってくるはずがありません。

「開放された女性が、萎えたペ○スと対面することほど痛々しいことがあるだろうか」

そういったのは、アメリカ人小説家のエリカ・ジョングでした。