歩くのが速い人ほど余命に違いがあるという米国研究。
普通に歩いた時の速さは、平均で秒速0・92メートル(時速約3・3キロ・メートル)だったが、どの年齢でも同1メートル以上で歩く人は比較的長く生き、歩くのが速い人ほど余命が長かった。
一方、同0・6メートル以下の人は早く亡くなることが多かった。速く歩くには強い心肺機能や筋力が必要で、歩行速度が健康度の目安になったと考えられる。
現在、高齢者の余命を予測する良い指標はないため、研究チームは「歩行速度に注目すれば、高齢者の健康管理などに役立つ」と話している。(2011年1月8日 読売新聞)
これは面白い指標。
余命の予測という研究テーマにもみえるけど、歩行速度という、心拍数や筋力等の数値と比較できる値を生み出した発想は秀逸。
歩く速度は、無意識がほとんどだし、知らず心肺機能や筋力が衰えていれば、自然、歩行速度が遅くなるわけだ。
ただ、無意識の計測となると、万歩計か。
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ポケットにいれておき、時折、歩行速度を確認するのは、気楽な健康診断のようでおもしろい。
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