流転工房

シンギュラリティをこの目に

すごい人のすごい企画書(戸田覚)読了、、「キラーインフォメーション」を探せ。


1枚企画書は構成方法がメインだけど、本書はアイデアを解説。

ただそんな難しいことではなく、常日頃から自分の顧客のメリットになりそうな情報「キラーインフォメーション」にアンテナを張っていることを推奨している。


そもそも企画書作成自体はコスト作業なのだから、あまりに凝りすぎて時間をかけすぎるのもイマイチ。

先のアンテナを常に張り巡らせて、基本パターンの企画書構成に落とすというスタイルが必要という。まさに。


ただ眼に見えないセンスやアイデア礼賛ではないのは以下の例からわかる。


1. 素晴らしいアイディアで、うまくいけば二倍売れそう

2. アイディアは並だが、一.二倍売れることが検証出来ている

どちらを選ぶかと言われれば、多くの企業が後者と答えるはずである。新規事業についても同様だ。


アイディアに勝てるのは「検証」であり、目的は利益を得ることなのだという点は、企画書本を読むにあたってしっかり押さえていなければならないこと。

また巻末のヒアリングシートは洩れ防止の為に必携したいアイテム。

「最終決定権はどなたにありますか」「同時に見積書が必要ですか」等々。。