流転工房

シンギュラリティをこの目に

【PM】A4・1枚究極の企画書(富田眞司)読了、、企画の最終テーマはスピード感にちがいない。 #gigofront


引き続き企画書本。

1枚構成、アイデア、プレゼン、とくれば最後はカタチにするまでのスピード感。これまでの本にも企画書作成に時間をかけ過ぎると機を逸するとあったけど本書も同様。

A4・1枚に伝えたい企画を凝縮することで、結論を明確シンプルにした上に、書き手の時間、読み手の時間をとことん短縮する。そのためにはやはり「基本パターン」を押さえる必要あり。また本書の基本パターンごとの事例はすごく参考になる。

  • 内容を正確に伝える報告レポート(社内向け)

  目的1割→報告内容8割→結論1割、の配分・構成

  • どうするべきかを提案する提案レポート(社内向け)

  報告内容(現状分析)3割→結論1割→提案6割、の配分・構成

  • 方向性を提案する戦略提案書

  目的(提案名)2割→現状分析・課題設定4割→戦略提案4割、の配分・構成

  • 具体策を提案する戦術提案書

  目的(提案名)2割→戦術提案6割→スケジュール・予算・効果2割、の配分・構成

  • すべてを盛り込んだトータル企画書

  現状分析・課題設定1割→基本方針4割→解決策提案4割→スケジュール・予算・効果1割、の配分・構成


こうして見ると企画書が全体でどの位置にいるかが大事になることがわかる。

ただ大事なのはスピード感のある企画書作成。

時間をかけていいなら「1枚」にこだわる必要はまったくない。弾幕を薄くしてはいけない。。