流転工房

シンギュラリティをこの目に

【PM】パワポで極める 1枚企画書(竹島慎一郎)読了、、「A3・1枚・白黒」は昨今のお約束。 #gigofront


1枚に収めて見やすいA3用紙、カラーに頼るな(トナー経費削減で白黒に)、、という昨今のトレンド。
パワーポイントである必要はないけど、本書の趣旨は1枚に収める構成デザインが中心。ツールのHOWTO本よりずっと勉強になる。。


企画書にはストーリーがあって、「問いかけ」と「回答」の構成でつくる。

的を射た問いかけ(あるいは危機感をあおる)か、納得感のある回答かが大事なのはいうまでもない。。

回答をコンセプトとし、どうやって実現するのかという点に広げるのが1枚企画書の全体ストーリーになる。


本書で紹介されてるストーリー作成ツールは「SVCIPモデル」。

  1. Scene(情況、問題、気づき、背景、問いかけ)
  2. View(見解、解決案、提案、課題)
  3. Concept(中核概念、回答、一言でいえば)
  4. Idea(具体案、松竹梅案)
  5. Plan(実施計画)


これを一枚に収めるのが腕の見せ所、、ただ本書でもSVCを用紙前半・IPを後半とする大枠は基本になってると思う。

本書の5割は、サンプル事例。いろいろ気づきがあって面白い。

  1. 報告書タイプの企画書
  2. サジェスチョンタイプの企画書(こういうものもあるよ型)
  3. プッシュ提案タイプの企画書
  4. プレ提案タイプの企画書
  5. 完全企画書