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シンギュラリティをこの目に

健康の定義の難しさ、、減量は食事内容より摂取カロリーのみで決まる?

CNN.co.jpニュースが興味深い。
「コンビニ菓子」ダイエットで予想外の効果 米研究者


米国の研究者が研究ネタに数週間、菓子を中心としたカロリー計算で食生活を送ったらしい。

栄養を無視したカロリー摂取のみで、BMI(体格指数)、体脂肪率中性脂肪の数値が下がった上に、悪玉コレステロール値が減少、善玉コレステロール値が増加という不可解な結果となったそうな。


この「成果」に対して、もっともらしい指摘はあるのだけど。

ホーブ氏は減量中、ビタミン剤やプロテイン飲料を併用し、1日にインゲン1缶またはセロリの茎3〜4本程度の野菜も食べていた。
だが摂取カロリーの3分の2を菓子が占めていたのは事実だ。

ジョージア州アトランタの栄養士、ドーン・ジャクソン・ブラットナー氏は「どのような方法にせよ、カロリーを減らせば体重が減り、同時にこれらの数値も改善するのが普通。

ただ、それで健康になったといえるかどうかは別の話だ」と指摘する。
「野菜や果物が不足した結果、長期的にみてたとえばがんのリスクが変化しているかなど、計測できない影響もある」という。

印象的なコメントはこちら。

ホーブ氏自身もまた、不健康な食生活が予想外に健康的な結果につながったことに困惑を隠せない。
「私が健康になったということか、あるいは健康の定義に欠陥があるのか」と頭を抱え、「この方法を人に勧めるつもりはない」と話している。

そう、健康の定義とは何かを改めて考えさせられる。。

健康とは、数値か、長生きか、美容か、、自分なら「こころの若さ(せいしゅ、、言わせるな恥ずかしい)」と答えるけど。