流転工房

シンギュラリティをこの目に

『新しい理系キャリアの教科書』 権利化というビジネスモデル。


特許権取得の意義とは。

  1. 自社の技術や製品を保護し、さらにユーザーを保護する
  2. ライセンス交渉材料となり、ライセンスビジネスも展開できる
  3. 特許権を開放することで、起業の格付け・ブランドイメージを向上させる
  4. 起業化・事業化の有力な手段となる
  5. デファクトスタンダード化を図ることができるかもしれない


日本で知的財産管理は、一昔前は「技術者の墓場」などと言われたみたいだけど、米国起業の特許戦略による攻防でずいぶん認知されてきたよう。

本書では実務的な知財管理のためにをテーマに、知財による戦略・武器・武装を技術者(特に三十路近い理系技術者)に進めている。


ITの世界でも、ライセンスビジネスはOracleのように怒涛の稼ぎを発揮している。

自分は私立文系出身で、武器として使いこなせるかはわからないけど、11月の試験(知的財産管理技能検定)をうけてみようかな。