流転工房

シンギュラリティをこの目に

厨房設計の知識(平岡雅哉・堀田正治)読了、、流転食堂を営むにはどうあるべきか。




10年以上前の本だけど、厨房設計を銘打つ良本。

厨房設計にあたってのフローは、IT設計とイメージは変わらない。ポイントは厨房のみの視点だけでなく、その前後にある経営視点、運営視点が一本線となること。

  1. 企画・マーケティング(コンセプト、方針づくり)
  2. 基本計画(条件、規模、動線、設備等)
  3. 基本設計(機器・設備仕様決定)
  4. 実施設計(仕様詳細決定)
  5. 施工管理(工程管理、検収
  6. 運営管理(トレーニング、フォロー)

また、衛生管理やリアルタイムの食材原価管理、省人化、調理作業プログラム化の生産性向上を押さえた設計が厨房のシステム化につながるという、、なるほどなるほど。


動線一本の我が1K厨房なれど、「流転食堂」を営むイメージで厨房全般を運営してみようか。。本書は再読必須。