流転工房

シンギュラリティをこの目に

【PM】アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書(山岡道男他)読了、、中高生に勧めたいまとまった教科書。 #gigofront


アメリカの高校生が読んでいるシリーズ。

著者はアメリカ経済教育協議会(NCEE)の小学生から高校生向けにファイナンスを教えることを研究している非営利組織と協業しているらしい。そのアウトプット。


で、肝の資産運用知識については、複利から財務諸表、投資、為替、保険まで、よくまとめられていて高校生の経済リテラシーを高めるという目標によく合致していると思う。ある程度勉強している人にも、ああ、あの話かと気楽に読み通すことができそう。



ステマティックな意思決定モデル

  1. 第一段階 直面する問題を特定する
  2. 第二段階 選択肢をリストアップする
  3. 第三段階 判断基準を決める
  4. 第四段階 選択肢を判断基準に従って評価する
  5. 第五段階 選択肢の中から1つを選ぶ決定を行う


自分が学んだのはこの辺り。

お金に関わると、意思を固めることが本当に難しくなり、都合のイイ情報ばかりを探したり、嫌な情報には目を閉じてしまいがち。

放置すれば悪化するだけの問題が目の前にあるのなら、しっかりと意思決定をシステマティックに進めていかなければならないという話。