育児の日々(素敵な絵本「あおいトラ 長沢明」との出会い)
さて、1歳3歳の子供たち。
テレビも好きですが、絵本も鉄板です。本を読むために、親の膝に座るのをねだるのはこの時期だけかも。
このところ、じじばばからの絵本の贈りものも定期的にあり、本棚が溢れ、少し困っていたのですが、その中にこの本がありました。
福音館のこどものとも新刊で、 本屋店頭で見てもまず手に取らないだろうな、、と思ったのですが、絵本が届いてから、数ヶ月。。
これ読んで!とねだる子供達の本に選ばれることが多くなりました。
理由はシンプルで、絵本の中には、サバンナ?の動物たちの光景をかくページがあり、動物園にはまっている子供達にヒットしたのだろうな、、と思うのですが。
それとは別に独特な世界観がじわりと読んでる親にも染み入ってきます。
福音館の紹介を引用すると。。
一風変わった青いトラが荒野を歩き、シマウマやフラミンゴなどの生き物と出会います。「シマシマないのに?」「あおいのに?」。外見を理由に「トラであること」を否定され、トラは自信を失いますが、思いがけない出会いが、トラの内面を変えていきます。アイデンティティをテーマにした、幼い読者に不思議な余韻を残す作品。
アイデンティティというとビッグワードですが、悩めるトラの内面を変えていく展開と描写が圧倒的な世界観です。(詳しくは本書をぜひ手に取ってください笑)
じじばばの贈りものから、意外な出会い。
ものが増える、、という悩みもありますが、一過性のものなので、出会いの機会は大事にしていきたいですね。
我が家では、子供用、贈りもの用、保存用の3冊を手に取っています。
こどものともシリーズ、侮りがたい。。大型書店では取り扱いコーナーもあるので、定期的にその他の本もチェックしたいと思います。