流転工房

シンギュラリティをこの目に

SE記録 DMM.com高速開発編(承認からサービス公開まで2w〜4M)

DMM.comの高速開発に学ぶ。

プロジェクト承認からサービス公開まで2週間から4ヶ月とある。

このプロジェクト承認から先のスピードがエンジニアの領分、、最速を追求したい。

 

プロジェクト承認後はチーム編成。

マトリックス構造で各事業部からスペシャリストが集められる。

 

チーム編成後、PM(Webディレクター)が事業責任者から新サービスの達成目標や実装したい機能を確認。

要件定義書の構成は、ワイヤーフレームサイトマップ、機能一覧とシステムフロー図。

開発計画のツールWBS

これらが整備されたらいよいよキックオフ、、このあたりまでは普通。

 

工程はアジャイルウォーターフォールの組み合わせ。

全社はスケジュール管理が難しく、後者はスピード感が出せない、、そのためUI/UXなどユーザーとの細かな調整やプロトタイプが必要なものはアジャイル開発。セキュリティや課金関連のような開発はウォーターフォールでがっちり進めていく。

 

開発体制では複数拠点で分散開発している状況のため、さまざまな「オンライン」ツールが必要になる。

コミュニケーションにはメッセンジャーやTV会議。プロジェクト管理はRedmineで、タスクをチケット化しガントチャート表記とし、タスク・進捗管理をオンライン共有している。

設計ツールはCacooやGoogleドキュメント。オンラインでリアルタイム更新をしながら会話を進め、紙への印刷文化は否定。

 

上記のような「多拠点・分散開発」を支えるデバイスとオンラインツールが筆記用具としてある中で、それらを結合していくフェーズをどう管理しているか、、次回にて。