流転工房

シンギュラリティをこの目に

情シス記録 DMM.com開発(WEB+DB PRESS vol.78)再読その1

事業の中でのエンジニアの位置づけって何だろう?」

「オーダーされたものを作る人」ではなく「オーダーを技術で実現する人」

こういうエンジニアのいらっしゃる世界は大好きです。 

 

さて、備忘をかねてメモ。

 

〆変化に対応する為に

 疎結合

 サービスはスクラップ&ビルド、プラットフォームは普遍的な構造が理想。

 フレームワークは標準化しない。

 融通が効かなくなること、技術者の思考停止、ローカル技術の学習コストが嫌。

そう、ローカル技術の学習コストは歴史ある現場では問題。。

サイトのレギュレーション、セキュリティ基準の準拠を前提に、比較的ゆるく。

 

DMM.comのインフラチームの役割としては

 コスト、パフォーマンス、納期、可用性、操作性、熟練度、信頼性、セキュリティ、課金種別などすべてを考慮して最適解を見い出すということ。

 目指すべき最終形態はすべてのリソースプールの共通化。

 ビジネスの足手まといにはなりたくない。。

 

〆運用・監視

 サーバ設置情報やポート管理等は、RackTables。

 コンフィグファイルは、Git のリポジトリにプッシュし、バックアップ&履歴管理。

 デプロイツールは、CapistranoBashスクリプト

 死活監視は、pingチェック。

 リソース監視は、CPU/Memory/Disk使用率、Load average、swap。Nagiosしきい値チェック、Muninでグラフ化。

 サービス/ポート監視は、URL監視・dbアクセス監視・ポートアクセス監視(枯渇監視)。

 トラフィック監視は、サーバ+ルータ・スイッチで。

 応答時間監視は、httping。

そして、飛び交うアラート情報のメールは ヌーラボのBacklogへタスク登録、担当者をアサインし、状態を監視。

さて、ネットワーク基盤や負荷対策、開発ノウハウも勉強になる。。 

引き続き熟読。