流転工房

シンギュラリティをこの目に

『漫画描き方入門じゃありません』 藤島康介の一言一言。


江川先生に教わったことで、いまだによく覚えているのは「線に味を出せ」ということですね。
(中略)
とにかく「描く時は、描くモノを強く意識しながら描く。それだけでずいぶん変わってくるから」と。

たとえば女の人を描く時は、その柔らかさをイメージしながら描く。

コンクリートを描くのだって、ただ硬いというだけでなく、そのザラザラした感じとか質感まで思い浮かべながら描くと、画のタッチがずいぶん違ってくるんです。


ほほう、、脳内意識と手先の線がつながることもあるわけか、、面白い。

その他、藤島康介氏が影響を受けた?というモンティ・パイソンには、七つのテクニックがあるらしい。

いわく、

・ミスマッチ (水と油なものをあえて組み合わせることで、笑いを生む方法)
・誇張 (常識の範囲を超えて誇張することで、笑いを生む方法)
・驚き (唐突なアクションにより視聴者を驚かせることで、笑いを生む方法)
・置き換え (あるモノを意外なモノに置き換えて、笑いを生む方法)
・逆転 (対照的な役割や属性を逆転させることによって、笑いを生む方法)
・真実 (物事の事実本性を包み隠さず見せることで、笑いを生む方法)
・言葉遊び (紋切り型のパロディー)

こちらも興味深い、、笑いひとつにテクがあると。

自分も味のある笑いや線を描いてみたいものだなぁ。。