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【PM】理科系のための英語プレゼンテーションの技術(志村史夫)読了、、伝えたいことを異文化人に「聴いてもらう」ために。 #gigofront


イデアや企画構成を学んだら伝える技術まで広げる必要がある。本書は英語圏の人間に「聴いてもらう」為のスキルに焦点をあてた理系必読本らしい。

第一課英語の構造で示される、日本語は▼型で英語は▲型というのは面白い。

例に出されるのは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」。

原詩日本語は、30行目にワタシハナリタイと伝える▼型の典型(それまでは「サウイウモノニ」の解説)とされ、英語ではそれが1行目で伝えなければならないという▲型になる。

まず「ナリタイ」と伝え、それから「サウイウモノ」を解説するのが英語だということ。原詩の読後感は英語圏の人はなかなか味わえないということだけど、異文化交流のやむをえないところ。まず「核心」を、極端な話、ワンワードで伝えるということ。

一般的なプレゼンの流れについては以下。


  1. OUTLINE .. 自分がこれから発表しようとすること
  2. INTRODUCTION .. 自分はなぜその仕事をしたのか(背景)。重要な結論をここで述べる場合もある。
  3. MAIN BODY .. 自分はどのようにこの仕事をしたのか(手段、方法)。自分は何を見出したのか(結果)。自分はその結果をどのように考えるか(考察)
  4. CONCLUSION/SUMMARY .. 発表内容のまとめ(総括、結論)。今後の展望、展開。
  5. Q&A


その他、敵意のある質問は軽くかわすことは面白い。


I'm sorry, but it appears we have a different opinion.

This probably isn't the proper forum for a debate, but I'll be happy to discuss the matter with you in private.