流転工房

シンギュラリティをこの目に

分類する技術が仕事を変える!、、知の分類というスケールのでかいテーマ。


分けるということ、それは、わかるということ(餓狼伝風味)。

分類によって、判断力や発想を豊かになというテーマ。


検索化の流れで分類方法はGREPかければいいとなりがちだけど、ある程度集めた情報をどう整理していくかでやはり分類が重要。


方法論としては、例えば仕事のトラブルのタイプ分類が以下で、物事を単純化していくことで発見を生み出せる。。

 ・すべてのプロセスを細かくする「分解」
 ・トラブルの生じたプロセスを「分離」
 ・そこからトラブルの原因を「分析」

また、分類基準(クライテリオン)や分類する単位(タクソン)という区分に関する学問もあるようで、これは図書館十進法分類とかがわかりやすい。

「知の分類」というテーマは文明の蓄積の中で自然と発達してきた技術だということが感じられる、、この壮大なテーマに気づかせてくれた良本で面白かった。


どこに何があるのかという知の検索とともに、重視すべき発想だということを再確認。