流転工房

シンギュラリティをこの目に

『いまこそ始めよう 外国株投資入門』 日本の株式時価総額は世界シェアの8パーセント。




本書の紹介する、老年人口、生産年齢人口、年少人口の人口ピラミッドを確認すると、2050年(平成62年!)には、2009年と比較して老年人口2倍(20%->40%)、生産年齢人口減少(64%->51%)と、人口ボーナスは望めない状況とされる。


対比される中国インド米国では、2050年でも生産年齢人口が他人口より多いという予測があり、それすなわちヒトケタ台の経済成長が可能ということらしい。


その他、為替リスクや日本国債暴落によるハイパーインフレの言及があるけど、本書が外国投資を進める理由は、海の向こうに経済成長余地の高い(日本比)市場があるということにつきると思う。


最近は楽天証券SBI証券のようなネット証券で、中国や米国のメジャー株を購入することが出来るから、来年のテーマはこれかな。。

マイ資産のリスクマネーの内、外国株にあてる割合を20%で考えてみよう。年末、年初は情報源の確認(本書でいくつか紹介あり、ブルームバーグとか)や、ネット証券の選定(今のネット証券は外国株を扱っていない)、銘柄選定を進めるか、、「備えあれば憂いなし」だ。