流転工房

シンギュラリティをこの目に

恐竜図鑑(ナショナルジオグラフィック)読了、、甥っ子がはまっていたので。



ナショナルジオグラフィックの恐竜本。

2009年日本語訳なので、最近の恐竜トレンドも反映済み。

この年で眺めるとビジュアルやデザインより、実態へ考察が興味深い。けど、6トンのティラノが時速20kmでこけると肺が自重で押しつぶされるのでは、というコラムには夢も希望もない。草食竜との格闘シーンで吹き飛ばされた肉食竜は自分ボディスラムか。

咀嚼というシステムもなく、引きちぎった肉は即座に飲み込まれたというから、あっという間に食後になったのだとも。

化石になる仕組みも面白い。

埋もれて数千年かけて化石化しても地表に晒されれば1年もかからず風化する可能性が高いと。恐竜展で見れる化石群はそのリスクを回避してきたのか。。2000年以降、日本の福井県でも化石が発見されたようでフクイの名を冠している。よくも見つかったものだ。

最後は数値。発見済みの化石を分類すると65%が草食タイプらしい。また、多くは小型竜で1.5〜2mがほとんどだったとか。とはいえ35mのアルゼンチノサウルスを見ると白亜紀が1Gとは実に信じがたい。。


パンゲアゴンドワナは実写で見たいドキュメンタリのトップだけど、叶わぬ夢ということで、ナショナルジオグラフィック本を読んでみました。